スチームクリーナーにはたくさん使える場所がある
スチームクリーナー を買ったら、家中のいろんなところを掃除したくなるはずですね。お風呂場ひとつでも鏡や浴槽、洗い場の床などなど。誰でも一番最初にスチームクリーナーで掃除したくなるのはフローリングでしょう。
あと、油汚れがひどい場所はスチームクリーナー が得意な分野です。ガスコンロや換気扇など台所周りには気になる場所がたくさんあります。
油がギッシリとこびり付いたところで、例えば五徳など傷が入ってもあまり目立たない部分は、スチームクリーナー を使う前も使っている途中にも硬いブラシや刃物で少し汚れを落とすようにすると取れやすくなります。
スチームクリーナー を使うと、高温のスチームでカビを死滅させることができます。高温の効果でカビも生えにくくなります。お風呂場のピンク色のカビなど簡単に落ちます。ピンク色のカビは実はカビではなく「ロドトルラ」と言う酵母菌です。害のない菌ですが、やっぱりあの色は気になりますよね。
畳にはスチームクリーナー は使える?
もともとスチームクリーナー は、日本で考えられたものではなく、欧米で使われてきた掃除機です。日本にしかない畳に、スチームクリーナー は果たして使えるのかって疑問になりますね。
昔の人は畳を雑巾で拭き掃除したらダメだと言うように、畳は湿気を嫌います。スチームクリーナーを使うと畳が湿気でダメになるのでは?と思いますが、高温のスチームですから、乾燥するのが速くビショビショになることはありません。
ただ、畳の掃除には限りませんが、気をつけることがあります。同じ部分に集中してスチームを当てないこと。
汚れがひどいと同じ部分にスチームをつい当てたくなりますが、いくら高温でもビショビショになってしまいます。
濡れたらいけない場所にスチームクリーナーを使う場合は、動かしながら使う必要があります。フローリングも湿気を嫌いますので同じように移動しながら使うことを忘れないようにしましょう。
また、ガラスなども高温になりすぎると割れてしまったりヒビが入ってしまいます。ガラスは濡れても大丈夫ですが、集中して蒸気をかけすぎないようにしましょう。
スチームクリーナー には、ボイラー式とパネル式があり、パネル式は思ったように高温にならないため、こちらも濡れてはダメな場所に使うのは避けた方が無難です。
ボイラー式の本体内部の温度は、140℃〜145℃ほどになりますが、パネル式の場合、85℃~90℃とかなり差があります。